石元先生
先週、「桑沢デザイン研究所+東京造形大学 SO+ZO展:未来をひらく造形の過去と現在」を見た。会場で久しぶりに出会った同級のM君といろいろ話した中で、水戸芸術館の「石元泰博写真展」は彼の総集編で素晴らしかった、と熱く語った。僕が基礎造形科で写真を選択した時、週一回、石元先生の授業があり、いつもピシッとした服装で颯爽と教室に現れ、写真の基礎を担当した。ブレザーの左肩にボタンが一つ縫い付けてあり、そのカメラのストラップ止めがカッコよかった。ある日、教室から雨降る渋谷の街を眺めてウダウダしている僕たちの前に立ち、「雨の日は写真が撮れないのですか?」と言われた。みんな慌ててカメラを下げて散っていった。
二年から写真専攻科に上がる面接で石元先生が僕に言った。「こんなヤクザな世界に足を突っ込む覚悟があるのですね」それがどういう意味なのか解ったのはもう少し後のことだった。
今日の朝日新聞の夕刊に石元先生の記事を見つけた。89歳になり、2008年に写真集を出された後、写真をやめたという。
PENTAX SV +Tri-X 「SHIBUYA」 1966 (C)Y.Saji
Snapshot -調布-
35年ほど前、調布に住んでいた。すぐ近くに中央高速のインターチェンジがあり、暇な時は娘とよく出かけた。円形ステージのようなコンクリートの上で遊ぶのが好きだったのだが、ある日、ガラスの破片が散乱していて、それからここを「キラキラ台」と命名した。
GRAFLEX XL SW (1973年頃)
当時、アパートの裏に水木さんのプロダクションがあり、娘は近所の畑でゲゲゲの娘達と遊んでいた。水木さんも駅前の本屋でよく見かけた。現在、住んでいたアパートは建て直されて名前も変わっていたが、印刷屋もラーメン屋も健在だった。
SIGMA DP1x
USTREAM LIVE: Ryuichi Sakamoto North America Tour 2010 @LA
現在11:00。ピアノが調律される中、平野氏による機材説明。すでに2,000名を超える人達が視聴中。
平野氏は、私や野口体操のサイトを構築しているソフトBiNDを制作している会社digitalstageの社長さん。
Twitterを読むと現地での作業に大分苦労している様子。何とか回線が落ちずに配信できるか?今日が配信最終日。
2:15 そろそろ出かけなくてはならないが、現在、視聴者数、が9,000人を超えた。それにしても素晴らしい音質。"Merry Christmas Mr Lawrence"が始まった。これを聴いてから出かけるとしよう。