芭璃庵を訪れていただいた方々へ

　12月19日早朝、佐治嘉隆は肺腺癌のため永眠いたしました。

　ブログにも掲載していましたが、がんの転移によって歩けなくなってから、残された時間を誰よりも冷静に理解していたのか、自宅で静かに過ごすことを望み、74歳の誕生日を迎えてすぐに旅立ってしまいました。

 

　フイルムからデジタルデータまで膨大な写真を残していましたが、本人が気に入っていたものは、このブログや写真展で発表してきたことと思います。最後のご挨拶にと家族で選んだのは、嘉隆が一番愛していたバリの景色とお気に入りの場所での写真です。今頃、自由な風となって行きたかった場所を訪れているでしょう。

 

　長年にわたり、ご覧いただきまして、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

コメント 5

お知らせ頂きありがとうございました。11月の後半から更新されていなかったので、心配しておりました。佐治さんとは、1980年代の後半に野口体操で知り合うことができました。このブログは10年以上前からずっと見させていただきました。佐治さんならではのフットワークの良い写真と、独特の柔らかく味のある文章を楽しんで来ました。最後にお会いしたのは写真展の時で、いろいろお話したのが思い出されます。
心からお悔やみ申し上げます。
by 小林　彰 (2021-01-02 13:22) 

今までブログを訪れて頂き、本当にありがとうございました。日々の散歩の写真や出来事まで、こちらのブログが父のもう一つの住処のようになっていたかと思います。しばらくは残していくつもりでおりますので、時々は訪れていただければと思います。
by 佐治　香菜子 (2021-01-03 14:04) 

素敵な写真とブログ、楽しませていただきました。御冥福をお祈りいたします。
by 加藤眞理子 (2021-01-03 19:11) 

一昨年の写真展でお会いしたのが最後になってしまいました。2015年に私の写真展にお越し下さったのがきっかけで牛腸さんのプリントを譲っていただいたり若輩者の私にいつも紳士的に暖かく接して下さいました。もっといろいろお話を伺いたかったです。ご冥福をお祈り致します。
by 山下恒夫 (2021-01-12 22:04) 

突然の御連絡にただただ茫然としております。
佐治さんのブログは毎回楽しみに拝見、拝読しています。
どうぞこれからも佐治さんの記憶と記録をこのブログに
継続されていかれましたら、いつでも佐治さんにお会いできる
気がしております。
大変な作業だと思いますが佐治さんを一人の記憶者として
我がままをどうぞお許しください。
　　　　　　　　　　　　アトリエブロック　田中　耕一

by 田中　耕一 (2021-01-18 12:57)