Snapshot -渥美・豊橋・浜松-
豊橋のおばさんの葬儀を終えて渥美の実家に寄った。天気も良いので、かねてから気になっていた庭の片隅にある小屋の中を片付け、分別仕分けする。父の道具置き場になっていた所で、まあいろいろな物が出てくる。
こんな荒れ庭にも紅梅、白梅が咲き始め、春の足音が近づいている。
おばさんの口癖は「ほい、わたしゃあ幾つになっただね?」と何度も尋ねることだった。年末年始、帰省の行き帰りにお会いした時も元気にそう言うので「二月で九十九歳、来年は百歳ですよ!」お答えした。
RICOH GR / SIGMA dp2 Quattro
Snapshot -多摩川原-
田舎から帰って体重を計るとちょっとまずいことになっている。そこでウオ−キングに出たのだが、途中で川原に降りたり草むらに入ったりと、目的を見失っていることに気づくも万歩計は一万を超えていた。
RICOH GR
Alfabet collector
孫と「東京おもちゃ美術館」へ出かける。その道すがら、花屋の店先で「R!」と叫ぶので指さすところを見ると、確かに花びらの「R」が落ちている。それをきっかけにアルファベット探しを始めた。鳥の糞やらコンクリートのひび割れなど次々発見し撮影を頼まれる。結局「R, O, L, q, Y, P, L, U」を捕獲した。
RICOH GR
Snapshot -渥美-
今日も半島は良い天気で暖かい。子供の頃、メジロ獲りや昆虫採集で行った泉福寺の山に登る。展望台(岩があるだけの頂上)への山道は倒木が行く手を塞ぎ、登る人は少ないようだ。眼下には三河湾から太平洋を望む半島が広がる。
下山して藪の中に冬苺を見つける。口いっぱい広がる甘酸っぱい味に昆虫少年時代を思い出す。
SIGMA dp0 Quattro
三河湾の日間賀島名物「干し蛸」をいただいた。内臓を取った蛸を竹で形を整え干したもので、糸をつければそのまま凧になりそう。島では正月、船の乗り始めに供える神饌という。今夜の夕飯は、足二本を蒸した後刻んで「タコめし」となった。
蛸の蒸し上がったにおいに現れたノラに足の先っぽをあげると、喜んで(多分)くわえ、庭の奥に消えた。
お米二合に足二本はちょっと具が多すぎたが、なかなか美味しい。が、老人夫婦の歯にはちと固く、噛み切るのが大変だった。次回はもう少し柔らかくする工夫をしなければ。
RICOH GR
Snapshot -渥美-
神社恒例の年男による餅まきには、老若男女大勢の人々が集まってくる。12時、太鼓の合図で投げ餅が始まる。餅の中には醤油、砂糖、油等の日用品や、商店街で使える金券が混じっているので、争奪戦がすさまじい。私の隣に座ったお婆さんは、腰は曲がっていてもその手の早いこと!景品交換所に並ぶその腕には、当たりシールがいっぱい。農家で働く中国や東南アジアの研修生も後ろで気勢を上げて拾ってる。結局本日は餅22ヶ+スナック菓子1ヶ。内、一つ砂糖が当たる。
RICOH GR