Artemia
先日遊びに来た孫が、私の部屋のドアに張り紙をして帰って行った。
「アルテミア」? ガチャガチャでゲットしたのだが、育てる自信が無く私に託していった。卵の状態で長期間乾燥に耐え、塩水に入れると孵化するらしい。一時、シーモンキーという名前で出回ったことがある。「困ったもんだなあ」と思ったものの、興味も湧いてきて、早速小さなガラスケースに入れてみた。すると、翌日には芥子粒のような小さな卵が孵化しはじめ、水中をザワザワ泳ぎ始めた。最大1cmになるらしい。日に日に成長する様子を実体双眼顕微鏡で眺めるのが日課になってしまった。ゴミに絡まってもがいているのを見つけると、針先で助けたりして…。すっかり孫の計画にハマってしまった。
RICOH GR + 実体双眼顕微鏡
↑ Wikipedia
2017-06-30 21:53
Snapshot -本郷-
孫の小学校の「ふれあい給食会」に招待される。今日の献立はキムチチャーハン・春雨サラダ・中華スープ・牛乳。グループで机を囲み、なぞなぞゲームで盛り上がった後、食事が始まる。「おじいさんは実はアンドロイドだから首だっていろいろ動くし、ほら、腕だってピンを外せばブラブラ… 指も抜けちゃうよ」といろいろやって見せ大いにウケる。食事中だから「どうやるの!?」というみんなを鎮めるのが大変だった。
RICOH GR
2017-06-29 20:46
HaLo/green
随分前のことだが、バリ島の宿Geria Semalungを検索していてHaLoのAyakoさん処に辿り着いた。私がその宿を知る前に滞在し、そこで出会った迷い猫 "bulan"(インドネシア語で"月")の歌をアルバム"blue"の中で歌っている。その時のお話しがこちらに→http://fromayako.exblog.jp/21538817/(Ayakoさんと藤井さんは、西新宿のギャラリーでの写真展に来て下さった)
2000年に"blue"、2001年に"yellow"がリリースされ、今年になってクラウドファンディングで"green"が出来上がり色彩三部作が完結した。出来立てのCDの他にネコのポストカードと手作りの自家製醤油が送られてきた。早速お昼の冷や奴に垂らすと、これが美味しい!
↓ "blue"と"yellow"のジャケットには、Geria Semalungの丘からの夕焼けとbulanの写真が納められている。
Ayakoさんはナレーターとしても、NHKスペシャル「風の電話」「自閉症の君が教えてくれたこと」などいいお仕事をなさっている。随分前のネスカフェのCF「朝のリレー」も良かった。
2017-06-27 22:15
Snapshot -多摩川縁-
釣り人のバケツを覗くと川エビが泳いでいる。「多摩川もブラックバスが増えていろいろ変わってきたねえ。で、他の魚が駆逐されてバスばっかになるかと思いきや、そこが不思議でそれなりにバランスをとってるみたいみたいなんだよ」と対岸に昔から暮らすおじさんが話してくれる。目の前でウグイが跳ねる。「ブラックバスに追いかけられてんだよ」
RICOH GR
2017-06-26 21:48
東京都薬用植物園
小平(東大和市駅)にある東京都薬用植物園には薬草、毒草、染料・香料植物、有用樹木などが植えられている。この時期、孫の好きな「有毒植物」は空き地が目立ち今ひとつだったが、今度連れてこよう。
FUJI X-E2 + XF27mm
2017-06-23 16:36
Snapshot -多摩川原-
孫にせがまれ多摩川の川原へ探検に出かける。
三ヶ月前に買ってあげた「草の辞典」が気に入り、身近な草花を調べるためにどこに出かけるにも持ち歩き、すでに表紙はボロボロ。最近は「毒草」に興味を持ち始め、今は図書館で借りた「日本の有毒植物」という図鑑に夢中。
川原に着くやいなや「ギシギシみっけ! ワルナスビ!」といろいろ教えてくれる。キョウチクトウも毒植物であることを知った。
今日の宝物は「鳩の卵の破片」 RICOH GR
2017-06-18 23:05
「匣の会 vol.3」展
娘が武蔵野美術大学日本画科で共に学んだ仲間とグループ展を開いていて、空の絵を5点出品している。
Court Gallery 国立市中1-8-32 6/15〜20 AM11:00ーPM18:00(最終日16:00)
2017-06-15 20:36
田植え 府中/バリ島
近所の田圃に小学生が一列に並び田植えが始まった。皆、泥の感触を楽しんでいるようだ。
バリ島では三毛作で米作りが行われている。刈り取りする田圃がある一方で田植えが始まった田圃もある。
曲がりくねった棚田では。そのカーブに沿って苗が植えられ、水も上から下に流れ落ちるよう工夫されている。
2017-06-12 21:45
篠島の土に還る
妻のお姉さんが六日に亡くなられた。
数年前からガンを患い、愛知県知多半島の先にある病院で治療を受けていたが、息子たちに見守られる中、息を引き取った。お通夜には篠島から大勢の人が船でやって来て、焼香の長い長い列ができた。
翌朝も小雨が降る中、火葬場へ向かう。
お骨を納めに師崎港からお姉さんが暮らしていた篠島へ向かう。朝から降っていた雨が止む。やっぱり島に帰りたかったのだろう。
篠島のお墓は港を見下ろす高台にあり、すっかり晴れ上がった中、九十九段の石段を登る。
この島の流儀で、墓石の元に掘られた穴に、お骨を布に包んで埋める。
お姉さんは空と土に還っていった。
RICOH GR
2017-06-09 22:32