Snapshot -府中-
車で通る度に気になっていたビル「大嶽電機」の敷地には社長さんの趣味で集められた彫刻、絵画、ポスターなどが展示されている。中には雨晒しになったままのものもあり、手書きの社名とともに何やら怪しい雰囲気。ここの楠は4階のビルを超える大樹である。
SIGMA DP1 Merrill
Snapshot -都営霞ヶ丘アパート-
新宿から歩き始めて四谷、千駄ヶ谷を過ぎると、これから工事が始まる新国立競技場の前へ出る。そのすぐ隣に建つのが都営霞ヶ丘アパート。400人ほど(半数以上が高齢者)が住んでいたが、すでにほとんどの方が立ち退いているという。ビデオで撮影している人がいたので声を掛けると、退去した人からここが消えてしまう前にと、頼まれてやって来たという。今月末には立ち入り禁止となるらしい。
愛でる人がいなくなったアパートの庭では、一緒に引っ越すことができなかった植物の花々が咲いている。
SIGMA dp0 QUattro
Snapshot -多摩川-
多摩川沿いを歩く。初めはしっかりウオーキングしていたのだが、いつしか川沿い探検隊になっていた。
樹に囲まれ、柔らかな草が生えた気持ちの良いところを見つけたら、既に先住者がいた。皆さん猫と一緒に住んでいるらしい。夜は寒いもんね。さて、センダングサのタネをを取り払って帰らなくては…
RICOH GR
Snapshot -府中-
歩道橋下に作られた秘密基地。マンガ雑誌の隣には箸などが置かれ、手洗い場まである。
それにしても様々な物をよく集めてきたものだ
RICOH GR
ホームページ更新
ホームページ "SAJI YOSHITAKA PHOTOGRAPHS" を更新しました。
写真の入れ替えや、新たなコンテンツ「芭璃の細径」を加えましたのでご覧下さい。
↑ 夢の島に打ち捨てられていた第五福竜丸 1970年
鬼瘤
ウオーキング中に多摩川河川敷でバレーボール大の怪しげな塊を見つけた。初めは打ち捨てられたボールかと思って持ってみると、軽い。簡単に割れた中は茶色のスポンジ状で粉が舞う。ふと、物忘れが多くなった脳の遙か奥で「オニフスベ」という名前が浮かんだ。
帰って調べると、ピポーン! キノコの一種で、生えたては白色で一夜にして発生するそうな。
また道草食っていたのでウオーキングというより散歩で終わってしまった。
RICOH GR
Snapshot -吉祥寺-
1971年、音楽雑誌の仕事で初回が高田渡さんだった。表参道から吉祥寺、ご自宅まで押しかけ撮影した。途中から仕事を忘れ話に夢中になり気がつけば真夜中。結局、失礼にも泊めていただくことになった。
この春、吉祥寺の「百年」という本屋さんの店内で小さな写真展を開く。「高田渡 1971 / TOKYO 70s」
渡さんの写真と、70年代の東京スナップを展示する予定です。
この本屋はまだ健在です↓