芭璃便り Aug.27, 2016
昨日バリ島から帰ってきた。
この十日間のバリ旅行は、入院中に娘が企画したもので、言ってみれば転地療養のようなものであった。私も担当医に抗がん剤治療は1クール(4セット)で止めて休みたい旨お願いし、ギリギリで確定した。
行きの機内食は全く食べられなかったが、着いてからはほとんど完食といってよいほどの食欲があり、持参した日本食に頼ることもほとんど無く、バリの友人たちに差し上げ喜ばれた。
後半はThe Desa Villa Ubudに泊まったが、Ubudからは8キロも離れた静かなビラに我々だけの貸し切り状態。近所には何にも無いがシェフの料理には毎度満足でき、わざわざ空気の悪いUbudまで出かけることも無くのんびりできた。
2016-08-29 21:58
芭璃便り Aug. 26, 2016
昨夜はYakoさん宅に泊めて頂き、美味しい夕食と楽しい芭璃話しで盛り上がった。
東に面したベランダで対岸の椰子の森を眺めながら逆立ちする。
Sebatu村にある沐浴場でMelukat(心身浄化)のために滝に打たれる。日が良いと行列ができるが、今日は一家族だけが丁度終わったところ。着替え場でサロン(腰布)を巻き入ると水圧は強く水温も低い。身体の向きを変え様々なけがれを流す。
Yakoさんに連れられて夕食に訪れたのは、看板もない奥まった処にある日本料理の隠れ家。次々に驚くような料理が出てきて、バリにいることを忘れてしまう。日本を発ったときには機内食を食べられなかった私が完食した。
2016-08-26 12:05
芭璃便り Aug, 24 2016
乾期だというのに朝から雨が降ったり止んだりして安定しない。モーターバイクでの移動なので、雨の止むのを待つ。隣の猫が台所に来て、残ったパンやお飾りの米を食べている。
やっと晴れ間が広がり両替と買い物に出かけるが、Ubudの街中は交通渋滞が酷い。排気ガスを吸わないようにマスクは欠かせない。
2016-08-24 22:22
芭璃便り Aug. 22, 2016
朝五時起きでBebandem村の日の出を見に出かける。到着と同時にランプーニャンの麓から朝日が昇る。
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こちらに来てから朝早く起き、よく歩き、よく食べている。足の筋肉も徐々に付いてきた。
↑「ナマズの唐揚げ」姿はちょっとグロいが美味しい。
明日はAbabi村からUbudに移動する。夕食にはアヤムトウトゥ(地鶏のバナナの葉包み蒸し)をいただく。夜更けて、私たちが持ってきた日本酒と焼酎を回し飲みし地唄のゲンジェが始まった。歌詞の内容の多くは失恋の話らしい。途中からの掛け合いが楽しい。↓
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2016-08-24 13:25
芭璃便り Aug. 21, 2016
*AbabiからUbudに移動し、Wi-Fiのネット環境が少し良くなりました。
これまでの分に写真を追加し、明日から更新する予定です。
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朝早く村のパサール(市場)へ行く。陽が昇る前から賑わっていて、様々な物が並ぶ。私もマンゴー三つを80円で買って帰る。画家のカプロスがデンパサールからやって来て、一緒にニ・タンジュン婆さんを訪ねる。
体調を心配していたが、丁度切り絵の最中で新作を並べて説明してくれる。元気な姿を見て安心した。
2016-08-22 09:59
芭璃便り Aug. 20, 2016
昨日の夕方バリ島に着いた。今朝は5時に眼が覚め、宿の庭に出ると十六夜の月が西に傾いている。空が明るくなると小鳥たちがさえずり始めた。
炎天下、村の通りを移動ガムランの演奏に続き葬儀の列が歩いて行く。私もその後からついて行く。
東京の南、バリの東
明日は成田からバリ島へ向かいます。
着いたらリゾートには目もくれず、ずーっと東へ移動。いつものAbabi村に泊まります。赤道の南ですし、高度も少し高いので薄いフリースを一枚追加しました。
三年前に購入した風鈴仏桑花がお盆の帰省中に開花した。
同じ仲間のハイビスカスの花。Sebali村の畦道に咲いていた(2015)
2016-08-18 18:58
緑の在処 -三鷹-
鳩小屋と緑に囲まれた家は幹線道路の脇に建っていて、ここの一帯だけがロストワールドの様。休憩中のご夫妻に話を聞くと、「この季節、朝早くから水やりが大変でねえ。伝書鳩は人間様より食費がかかって大変だよ。」と言いながらも緑と鳩を慈しむ気持ちが伝わってくる。
RICOH GR
2016-08-05 20:37
Snapshot -阿佐ヶ谷・荻窪-
昨日は脳のMRI、今日は患部のCT、と続けて画像診断を受けた。4月下旬から始まった抗ガン治療が4セット(1クール)終わったところでの効果を調べるためである。
結果は、脳への転移は無く、患部のCT画像も過去の2回と比べ更に縮小が見られ、以後、しばらくは一ヶ月ごとの経過観察ということで、入院生活から解放された。毎度苦しんだ副作用を耐えた甲斐があったというものだ。もちろん、陰ながら私の回復を願って下さっている皆様の応援を忘れてはいない。
病院の屋上に駐めた車から眺める空が眩しい。
阿佐ヶ谷でヘアーカット(まだ残ってます)し、荻窪までの一駅をブラブラ歩く。
RICOH GR
2016-08-04 22:20
Snapshot -多摩川-
FUJI X-E2 + Tele-Elmarit 90mm
ホームページ SAJI YOSHITAKA PHOTOGRAPHS 内の「芭璃四方山話」に「すぐそこの死」と「蟲の王国」を追加しました。http://balian.p1.bindsite.jp/talk.html
2016-08-03 20:58