Snapshot -府中-
三年前の春、近所の林の中でこの写真を撮った(「時層の断片」p.129 )
久しぶりに同じ場所に行ってみると、あの石群はすでに無くなっていた。
そこで、あたりを捜すと、見つけた。新たな謎の石群を!
ブラッドベリーが帰ってきた
出版社の倉庫で古い入校原稿が見つかり、送り返されてきた。
40年前、1975年に出版されたレイ・ブラッドベリーの文庫判シリーズのうちの三点で、「刺青の男」「太陽の黄金の林檎」「黒いカーニバル」の表紙。コラージュのモノクローム・プリントにトレぺをかけ、色指定したもので、タイムカプセルを開けたような気持ちである。この頃、cut & pasteは文字通りハサミで切り、ペーパーセメントで貼ることだった。
早川書房の床の軋む二階で原稿を渡したことを思い出した。
多摩川の河原で遊ぶ
昨日、今日、と多摩川の河原で孫と遊ぶ。
「草滑りをやりたい!」というリクエストに、仕舞ってあった段ボールの橇を持ち出す。今朝は早くから「どんど焼き」を楽しみ、鳩をからかい、様々な「宝物」を拾って帰ってきた。後何年、ジイジと手をつないでくれることか?
RICOH GR
N氏の庭
近々立ち退くこととなったNさんの仕事場を見に行く。
アパートの部屋の外には様々な植物が繁茂していて、季節が良ければさぞかし素晴らしい眺めであろう。庭もさることながら、室内にも様々な工夫があり実に楽しい。
全てを持ち出すのが不可能なことは明白で、どこかで決断しなくてはならないNさんの気持ちを思うと切ない。
SIGMA dp2 Quattro / RICOH GR
新年のメッセージ
娘の家のあちこちに貼られた孫のメッセージ。さて、父ちゃんどうする?
いつまでもタバコを吸ってると 肺が汚れて 死んじゃいます
I氏の庭
東京に帰る途中、Iさんの家に立ち寄った。
庭にはメジロの鳴き声が響き、金柑がたわわに実る緑に囲まれた家だが、鶏を狙ってイタチが潜り込んだり、ハクビシンが果実を食べ散らかしたりと、なかなか大変だそうな。
帰りに、文旦と、玄米のお餅を頂いた。感謝!
RICOH GR
Snapshot -渥美-
渥美半島最高峰(と言っても327.9m)越戸の大山に娘と登る。麓の白山比咩神社に新年のお参りをした後、雨で崩れた山道を休み休み登る。頂上は寒風吹きすさび、昨夜の雪も残っているが、太平洋が眩しい。帰りは羊歯が繁茂する大山古道を下る。
SIGMA dp2 Quattro / RICOH GR