肉球に握手を
数日前、中央高速下の測道を車で走っていた時、血を流し横たわる子猫を見つけて咄嗟に避けた。その時は片手で拝んで通り過ぎたのだが、今日、同じ道を通ると、まだ遺体はあり、カラスにでも啄ばまれたのか、大分傷ましい姿になっていた。
このままアスファルトの上にいては往生できないな、と思い車を止めて戻った。まだ奇麗な前足を持ち上げると結構重い。顔は残念ながらほとんど残っていない。
トンネルを上がった道路脇のハナミズキの根元に埋めることにする。生き物は死んだら土に還らないと行けないのだ。
枯れ枝と素手ではあまり深く掘ることができず、結局、土饅頭のような墓になる。バリ島の死者の寺にある土葬の墓のようだ。土をかける前に元気に走り回っていただろう肉球に握手をする。そして、近くに咲いていたカタバミの花と薔薇イチゴの実を添えるとお墓らしくなった。
au iida G11
観葉植物の夏
この季節、南の植物が元気だ。新しい葉が次々、順番を待っているが、その畳まれ方には感心する。
オーガスタ
モンステラ
SIGMA DP3 Merrill クワズイモ
Aldo Ciccolini Piano Recital
杖をついて、ゆっくりピアノまで歩いてくると、椅子に掴まり会場に向って会釈。杖をピアノの脇にぶら下げた後、ハンカチーフを所定の位置に置き座る。
最初のブラームスのバラードはドローンと重たく始まったが、アンコールの「火祭りの踊り(ファリヤ)」まで88歳とは思えない軽快なピアノを聴かせてくれた。
RICOH GR
アブラムシ VS テントウ虫 その後
野菜を自分で育てるとよく分かるのだが、スーパーに並んでいる奇麗な野菜は普通ではできない。つい最近送られてきた安城からの野菜にはナメクジがいっぱい着いていた。これが自然なのだ。
昼過ぎに外から戻ると、玄関ドアの前でクワガタの子どもが出迎え。
キュウリに蜂蜜をちょっと垂らしてごちそうする。
RICOH GR
青梅・繭蔵
青梅の「繭蔵」へ「田島征三いろいろてんらん会」を観にでかける。
大谷石で建てられた大きな蔵の一階がレストラン、二階がギャラリーとなっている。
二階の窓には観音開きの戸があり、昔住んでいた三軒茶屋のお蔵(横倉質店)を思い出す。
庭には巨大なカールドン(アンティチョークの仲間)が背を伸ばし、蕾を付けていた。
ランチに「繭膳」をいただく。
東京国際ミネラルフェア2014
今年もミネラルフェアの時期となった。
体操のレッスンの前に会場へと思っていたのだが、電車に乗って招待券を忘れたことに気がついた。
そんなことより、もう会場で井上さんとお会いすることもなく、恒例の箱買いと皆さんへのプレゼントも無い。何とも淋しい。
井上さんに代わり、羽鳥さんからマダガスカル産のラブラドライト↓を頂く。
結局、閉店間際の中、慌ただしく観て回る。
RICOH GR
雨の中、味の素スタジアムの上空が怪しげに光っている…何やらAKBのイベントがあるようだ。
アブラムシ VS テントウ虫
ベランダにナスとピーマンの苗を植えて数日後、アブラムシの大群がどこからともなく押し寄せてきた。柔らかな葉や、蕾にビッシリと集まっている。最初は手で退治したり、レンズクリーナーのエアブロワーで吹き飛ばしていたが埒が明かない。「テントウ虫がアブラムシを食べる」ということを思い出し、コートギャラリーの庭で見つけた幼虫を7匹持ち帰った。ところが翌日、入れてきたプラスチックのケースの中で全てがサナギになっていた。それから数日、テントウ虫の成虫が誕生した。早速ベランダの苗に移動してもらう。「さあ、食べ放題だよ!」と放してしばらく観察するも、なかなか食べてくれない。調べてみると、成虫より、幼虫の時期によく食べるらしい。この先彼らを引き止めておくわけにもいかず、すでに2匹が飛び立ったようだ。
RICOH GXR+Micro NIKKOR 60mm