芭璃庵を訪れていただいた方々へ
12月19日早朝、佐治嘉隆は肺腺癌のため永眠いたしました。
ブログにも掲載していましたが、がんの転移によって歩けなくなってから、残された時間を誰よりも冷静に理解していたのか、自宅で静かに過ごすことを望み、74歳の誕生日を迎えてすぐに旅立ってしまいました。
フイルムからデジタルデータまで膨大な写真を残していましたが、本人が気に入っていたものは、このブログや写真展で発表してきたことと思います。最後のご挨拶にと家族で選んだのは、嘉隆が一番愛していたバリの景色とお気に入りの場所での写真です。今頃、自由な風となって行きたかった場所を訪れているでしょう。
長年にわたり、ご覧いただきまして、本当にありがとうございました。