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サバイバル・ギヤ

とりあえず今日のところはこの地域の停電はなさそうだが、これからのために準備する。「陸サーファー」ならぬ「街キャンパー」の押し入れからはアウトドア用品がぞろぞろ出てくる。ガスコンロにボンベ、ロウソクやヘッドライト、鍋、食器…。寝袋やテントだってある。こういったアウトドア用品はコンパクトに収納できるようになっているから、広げると部屋いっぱいになる。「なんか楽しそうじゃン」と後ろから家人の声が聞こえる。この中で寝袋など数点を被災地に送ることにした。

http://www.snowpeak.co.jp/info/2011shien.html 

街のドラッグストアーにはトイレットペーパーを買い求める人の行列ができ、コンビニの棚から食料が消え始めた。たいていの家ではウオシュレットなのだし、それぞれの冷蔵庫には何日分かの蓄えがあるはずである。この非常時にさえいつものレベルの生活を続けようとすることに間違いがあるように思う。かの地の人々の絶望感を想像してみてほしい。

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SIGMA DP2

 


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コメント 5

Akira

今回思ったのは、オール電化の家は脆弱だということ、家は都市ガスも入っていますが、エネルギーを多重に確保しておくと安心感が違うと感じました。私もキャンプ用品を確認しました。このように持ち出しボックスを作ろうかな。
by Akira (2011-03-15 00:35) 

spoon娘2号

私も同じことを思ってましたよ。
自転車で8キロの道のりを通勤することは私の日常。
スーパーでもいつもの通りに1〜2日分の食料を買う。
オイルショックの時もそうだけど、日本人は不安に掻立てられやすい。
生きられればいいんじゃないかと思うんだけどな。

今日は、極寒の我が家の暖房と電灯を切って防寒着で過ごしてます。
停電はきていないけど、最低限にすることにしました。
今まで、どれだけ電気を無駄遣いしてきたか実感・・・
地球にごめんなさい
by spoon娘2号 (2011-03-15 00:57) 

spoonful

Akiraさん 
こういう事態に遭遇すると、人間という(特に都会に生息する)生物はきわめて脆弱な存在だなあ思いますね。


spoon娘2号
便器の側に水を入れたバケツを置きました。紙が無くなればバリ式です。どーってことないね。
by spoonful (2011-03-15 15:14) 

道代

お久しぶりです。年賀状のお返事、丁度地震の前日に送ったのですが、まだ届いていませんね?
地震直後にかなこちゃんにメールしてご無事確認しました。
・・・ニュピの日は世界で一斉に作れないものだろうかな・・・いっぺんで空気も綺麗になって・・などと思ったりしています。
そして、江戸時代のエコ文化・・・学びなおしてエコ大国に日本が戻ってくれたら・・・地球のために最高なんだけど。。とも・・。
とにかく、今非難している被災者の方々の苦悩を思えば、一切の余分を落とした生活をしていこうと言う気になりますね。
by 道代 (2011-03-15 15:22) 

spoonful

道代さん
アバビ村を訪ねるたびに、みなさんの生活を拝見していろいろ考えさせられます。ここまで進んでしまった日本をもどすことは難しいのですが、見直すことはいっぱいあると思います。ニュピはいいですよね(いままでに3回経験しました)。全てが止まった静かな中で、動き続けていると見えない身の回りを振り返る良い機会ですね。
茨城で働くカランガッサムの若者達は大丈夫、とカナコから聞きました。みんな元気で暮らしていることを祈ってます。
by spoonful (2011-03-16 10:16) 

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