Snapshot -多摩川-
かって孫と草滑りをした多摩川の土手は、残留したゴミを見て、あと3mも水かさが増したら越えていたことを確認した。川縁でネコと暮らしていたおじさんが気になって探してみる。見覚えのある樹のあたりは、あの日は濁流の底で、おじさんの家は見つからない。心配しているとネコが二匹現れ、すり寄ってくる。そして袋をさげた人が現れた。聞けば、ここに住んでいたおじさんは、どこかの養老院に入ったらしい。そして彼が飼っていたネコを台風前に自宅に引き取り、今はここに戻して毎日餌を運んでくると言う。
橋の下でも段ボール箱を置き、日々餌やりに来る人がいて、こういうネコたちはあまり人を怖がらないようだ、
FUJI X-E3 / RICOH GRⅢ
2019-10-24 10:44