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春浅し そらにわ …

蒲郡での葬儀の後、実家に立ち寄る。留守中に頼んだ二階の雨漏り工事の仕上がりを確認。少し離れたところに小さな穴を見つけ、自分で屋根に上がりシリコンを注入して塞ぐ。
雨漏りを避ける為に片付けた物の中に色紙や短冊が入った箱があった。その中の一枚、和歌の書かれた短冊の最後に「白蓮」のサイン。裏には私の母への為書きと、昭和二十七年三月二十七日の日付。白蓮さんは戦後、熱心な平和運動家として全国を巡ったという。実家の近所にある潮音寺を訪れた際、母は郷土の婦人会に所属していた縁でお会いしたようだ。
早速、潮音寺の住職(同級生)がやって来て、来週から始まる「白蓮展」に展示したいというのでお貸しする。

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「春浅し 空には空の ひかりあり 人には人の よろこびあれや」白蓮


毎月、新鮮な野菜を送ってくださるAさんが、渥美半島の先っぽまでやって来た。お昼は伊良湖岬にできたshammy's cafeでピザを二品注文。

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美味しいピザを頬張りながら、話題はなぜか海を渡る蝶、アサギマダラ。私が子どもの頃、乱舞を見た泉福寺に向かう。昔は車道などなく、長い石段を登ったものだ。残念ながら、蝶を見つけることはできなかった。

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コメント 2

羽鳥

本日、9月24日、「花子とアン」で蓮様が放送で訴えた「平和へのことば」は、実際にあったことのようですね。これがキッカケでモデルとなった白蓮さんの全国行脚がはじまったとか。そのひとつの場にお母様がいらっしゃった!言葉が、短歌が、色紙が残っているということは、貴重です。
言葉が残ることは、亡くなってもまだ時代を超えて生き続ける証なんですね。
by 羽鳥 (2014-09-24 13:25) 

spoonful

まさにこのタイミングで「柳原白蓮展」を開催した田舎のお寺では、新聞に取り上げられたこともあって賑わっているようです。
http://www8.plala.or.jp/rikan/
母の頂いた短冊の裏に書かれた日付で、渥美を訪ねた日が確認できました。
by spoonful (2014-09-25 00:48) 

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