再びムサビへ
「杉浦康平・脈動する本-デザインの手法と哲学」展の公開中に行われるはずだった講演会は、杉浦氏の体調がおもわしくなく延期され、今日、武蔵野美術大学のホールで行われた。開演時間を間違え、随分早く到着してしまったので、辺りをぶらついて学生達の作品制作を見た。
*これは作品ではなく掲示板に残ったテープ
三期に分けられたデザイン活動のお話は、2時間を超え、とても興味深いものがあった。そもそも僕が上京してデザイン系の学校を目指すきっかけとなったのが、杉浦さんのデザインした表紙だった。高校生のある日、田舎の小さな本屋でそれと出会った。美術出版社刊「デザイン」。写植の地紋パターンがピリピリ脈打つ不思議な世界が眼に焼き付いた。
今夜は、その制作過程をいろいろ知る事ができ、久しぶりに奥様のKさんとお会いすることもできた。
2012-01-16 22:16
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