Snapshot -京都-
30日
南禅寺→日向大神宮→山越え→南禅寺
紅葉の季節の京都が混まない訳がない。朝、宿を出て南禅寺に向うと、すでに観光バスがパーキングにいっぱい。我々のようなオジさんオバさんに加え、韓国語や中国語が飛び交う団体さんがゾロゾロ境内に入ってくる。明治21年に造られたという水路閣を見て、水の流れ沿って歩くと、やがて観光客が一人もいなくなる。そろそろ道も終わりか？と思いきや、日向大神宮というお社に出る。「伊勢神宮遥拝所」の矢印に興味を持ち急な石段を登り詰めると、鳥居がある高台に出る。見晴らしは良くないが、多分その方向が伊勢神宮なのだろう。小さな朽ちた表示板に「南禅寺 40分」と書かれているので、戻ることにする。ところが途中から標識も無く、木の根が飛び出た山道を歩くことになった。やっと南禅寺に戻り、山門の上から歩いてきた山を展望する。先程の緑と紅葉に包まれた不思議な空間と時間を思い出す。やっぱり僕は「観光地」が苦手だ。道草、迷子の旅が断然面白い。
岡崎→北白川
泊まった宿の隣りに「菓子茶房チェカ」という店を見つけ入る。茶釜で湧かした湯で淹れたコーヒーが美味しい。
スイーツはチェカのティラミスを注文。
美術館（京都国立近代美術館、細見美術館）を二つ巡り、何となくあたりを歩く。東京にはない街の佇まいが面白い。
SIGMA DP1 Merrill & DP2 Merrill
