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バリ旅後記:Pura Lempuyang Luhurt

今回の旅で一番ハードだったのは、ランプーヤン寺院詣でだった。下調べも何の情報も持たず出かけたのが、良かったような悪かったような…。去年、娘が行って撮った写真に、龍の階段とアグン山をバックに割れ門があった。バリのマチュピチュみたい、というので早朝、スタッフのバイクを借りて二人乗りで出発した。「僕なら15分でパーキングまでいくかなあ」というので、その距離感で走ったら、迷いつつ45分かかって到着。実はここにはいくつもの寺院が点在していて、目指す寺院はパーキングの下にあり、すでに通り越していた。それが頂上にある、と思い込んだのがこの後続く1,700段にも及ぶ石段登りとなった。あたりは次第に霧に包まれ植相も変わってくる。時折すれ違う人々は、誰も爽やかな笑顔で降りてくる。腰に巻いたサロン(腰布)がまとわりつくのでたくし上げ、休み休み登る。やっと石段が終わると石畳の峰道が更に続き、中空を歩む様だ。結局、頂上の寺院に着いて目的の寺がここにはない事に気がついた。朝早いせいか誰もいない寺でお祈りをして下山するが、脹ら脛の筋肉が悲鳴をあげ始める。その階段を供物を頭に乗せ登ってくる人々が増えてくる。「スラマッパギ!」にこやかに挨拶を交わしすれ違う。いつの間にか山猿が供物を狙って集まってくる。

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