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マウナ・ケアからの眺め

「ダイナミック・アイランド・アドベンチャー」ツアーに参加。
コナ・コーヒーミュージアム → プナルウ黒砂海岸 → 火山国立公園 → ヒロの菓子工場 → 4WDに乗り換えオニズカ・ビジターセンター → マウナケア山頂 → オニズカ・ビジターセンターで星空観察 → 帰宿
と13時間のハードスケジュールな一日。

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プナルウ黒砂海岸ではウミガメが甲羅干し中。触ったり4.5m以内に近づいてはいけない。

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溶岩台地に根を下ろす植物群

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ヒロからの200号線、別名サドルロードに入った途端霧雨で視界不良となる。すでに高度が上がっているのか? 盛んにあくびがでる。

マウナ・ケアは富士山よりも高く4,200m。雪も積もるので、麓にはラッセル車が待機している。山頂は、地上の60%の酸素しか無く、一気に上がれば間違いなく高山病になる。そこで中腹のオニズカ・ビジターセンター(2,800m)で40分ほど体を順応させる必要がある。この地点ですでに酸素量が減ってきているのが分かる。ドライバー兼ガイドのミノさんのトークがみんなの気持ちをほぐしてくれる。「さあ皆さん、今晩はサンセットと星を観るツアーですからね。頂上でハシャイでそのまま星にならないように!必ず二人以上で行動して、お隣が眠るようなことがあったらほっぺたを引っぱたいてやって下さい。ここではそれが愛情というものです。」とそんな調子。
陽が沈むと天文台の観測が始まるので、高山病のことも考慮し、サンセットまでの30分しか山頂にいられない。時間を見計らって各社ツアーの4WDが一気に山頂を目指す。東の雲海にマウナケアの山影。幸い風は弱いが気温は零下5度で指先がジンジンする。シャッターを押す瞬間息を止めていると、その後肺が酸素を催促する。深呼吸を繰り返し、体もできるだけゆっくり動かす。足元が浮いた感じがする。


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こちらが本当の山頂。頂上まで歩いて登る人達がいた。

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左の円筒形がすばる望遠鏡がある日本の天文台

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天の川の中を人工衛星が横切り、気がつけば星明かりの中で歩いている。

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