コルゲートハウス
東京に戻る日、渥美半島の259号線から豊川を目指した。途中、いつも気になっていたコルゲートハウスを見つけ立ち寄る。以前はショールームだったらしいが、現在は閉まったまま。この建物の素材コルゲートパイプとは、本来、下水管やトンネル工事等に使われる波形の鉄板で、これだけで床・壁・天井を構成する。これは「望遠鏡(1973)」と名付けられた石山修武氏の作。彼の師は川合健二氏で豊橋に建つ宇宙船のような自宅で、かってあらき先生に誘われて訪ねたことがある。奥様の花子さんが一人住んでいて、いろいろとお話しして下さった。あらき先生のアトリエもコルゲートパイプで建てられていて、川合氏の良き理解者だった。
↓「望遠鏡」
↓川合邸
↓あらき先生のアトリエ
2019-08-27 23:20