Snapshot -さいたま市浦和-
さいたま市浦和のギャラリー「楽風」と「彩光舎」の二カ所で開かれている三浦和人さんの写真展を見に行ってきた。埼玉ー見沼・浦和と震災後に通い続けている岩手・宮城・福島を撮影し、どちらもフィルムで撮影し、ご自分でプリントしたものである。初めて訪れた浦和は古い建物を残しつつ、道路の拡張と取り壊しが進んでいる。
この日、不思議な出来事があった。
案内状を片手に駅からギャラリーへ向かうもなかなか辿り着かない。どうも道を間違えたらしいと気づいたその時、画材屋の前で私の名前を呼ぶ方がいる。野口体操で知り合った早川さんだった。聞けば浦和に絵画教室を持っていて、今日は日本画の絵の具を買いに来たという。何という偶然!そこからギャラリーまで話しながら案内していただき、出来たばかりの絵画教室の子ども達に配る「みちひらき体操」の冊子も頂いた。ところが不思議な出来事には続きがあった。
二つ目のギャラリーに着くと三浦君がいて、「今日はお客が少ないのでのんびり本を読んでました」と見せてくれたのが三木成夫著の「海・呼吸・古代形象」とこれまたビックリ!(*藝大三奇人/野口三千三・三木成夫・小泉文夫)早川さんは藝大で野口先生と三木さんの授業を受けていて、「胎児の世界」に大変感銘したそうだ。
もう一人、噂していた同級生が現れいろいろ話していると、ギャラリーの方がコーヒーを差し入れて下さった。そして「先程やって来ましたよ!」とニコニコ話す。聞けばお父様がお亡くなりになった時に現れたのがアゲハ蝶で、「生まれ変わりと思っています」と言う。先程ギャラリーを出たときに撮ったアゲハ蝶の写真をモニター画面でお見せしたら喜んで下さった。そして「私の母はルリタテハなんですよ」とさらに話しが盛り上がった。
RICOH GR Ⅲ
帰宅途中に撮った満月ー1日
2019-04-18 23:36