種々雑多
友人から久しぶりに手紙が届く。同封された種々雑多な物々も一緒に。
お互い、植物の種子に魅せられていて、その感動を時折知らせ合っている。今回も様々な種子が出てきた。久しぶりに双眼実体顕微鏡を取り出して隅々を観察する。毎度のことながら自然の造形にウーンと唸ってしまう。
↓ この赤い種子は、ブラジルの原住民がお祭りの時などに体に塗るという。顕微鏡のレンズの下からギョロッと睨まれる。一つをピンの先でつついてからアルコールを落とすと、鮮やかなオレンジ色が滲み広がり、手に取ると指先が朱色から黄色に染まる。からだ全体に塗ったらやっぱりハイな気分になるだろうなあ。
↓ アオツヅラフジの実の中には、アンモナイトのような種子が入っていて、耳をすませて丸まっている。
↓ 彼からの指摘で、我が家のベランダにあるのはルコウソウではなく、マルバルコウであることが分かった。調べてみると葉の形が全く異なる。三本立てでもこの夏随分茂り、もう花も終わって種も採ったのだが、片付けられないでいる。
SIGMA DP2 Nerrill
2013-09-29 16:15
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コメント(2)
自然の造形は、証明でいないが、あるともいえそうなタオを連想させます。人間的な目的と関係ないところで、大きな流れが流れているようです。
by Akira (2013-10-01 08:42)
Akiraさん、 単純に考えれば、次世代を残すためのプログラムがこれら様々な形となって…、と思われるのですが、それは人間の勝手な解釈ですね。確かにもっと深遠なものがありそうです。
by spoonful (2013-10-01 10:54)