SSブログ

種々雑多

友人から久しぶりに手紙が届く。同封された種々雑多な物々も一緒に。
お互い、植物の種子に魅せられていて、その感動を時折知らせ合っている。今回も様々な種子が出てきた。久しぶりに双眼実体顕微鏡を取り出して隅々を観察する。毎度のことながら自然の造形にウーンと唸ってしまう。

b_P2M7951.jpg


↓ この赤い種子は、ブラジルの原住民がお祭りの時などに体に塗るという。顕微鏡のレンズの下からギョロッと睨まれる。一つをピンの先でつついてからアルコールを落とすと、鮮やかなオレンジ色が滲み広がり、手に取ると指先が朱色から黄色に染まる。からだ全体に塗ったらやっぱりハイな気分になるだろうなあ。

b_P2M7929.jpg

b_P2M7918.jpg

b_P2M7961.jpg


↓ アオツヅラフジの実の中には、アンモナイトのような種子が入っていて、耳をすませて丸まっている。

b_P2M7927.jpg

b_P2M7921.jpg


↓ 彼からの指摘で、我が家のベランダにあるのはルコウソウではなく、マルバルコウであることが分かった。調べてみると葉の形が全く異なる。三本立てでもこの夏随分茂り、もう花も終わって種も採ったのだが、片付けられないでいる。

b_P2M7937.jpg
SIGMA DP2 Nerrill

nice!(1)  コメント(2) 

nice! 1

コメント 2

Akira

自然の造形は、証明でいないが、あるともいえそうなタオを連想させます。人間的な目的と関係ないところで、大きな流れが流れているようです。
by Akira (2013-10-01 08:42) 

spoonful

Akiraさん、 単純に考えれば、次世代を残すためのプログラムがこれら様々な形となって…、と思われるのですが、それは人間の勝手な解釈ですね。確かにもっと深遠なものがありそうです。
by spoonful (2013-10-01 10:54) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Blue Impulse"How to Make a Book .. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。