バリ旅後記:Pura Lempuyang Luhurt
今回の旅で一番ハードだったのは、ランプーヤン寺院詣でだった。下調べも何の情報も持たず出かけたのが、良かったような悪かったような…。去年、娘が行って撮った写真に、龍の階段とアグン山をバックに割れ門があった。バリのマチュピチュみたい、というので早朝、スタッフのバイクを借りて二人乗りで出発した。「僕なら15分でパーキングまでいくかなあ」というので、その距離感で走ったら、迷いつつ45分かかって到着。実はここにはいくつもの寺院が点在していて、目指す寺院はパーキングの下にあり、すでに通り越していた。それが頂上にある、と思い込んだのがこの後続く1,700段にも及ぶ石段登りとなった。あたりは次第に霧に包まれ植相も変わってくる。時折すれ違う人々は、誰も爽やかな笑顔で降りてくる。腰に巻いたサロン(腰布)がまとわりつくのでたくし上げ、休み休み登る。やっと石段が終わると石畳の峰道が更に続き、中空を歩む様だ。結局、頂上の寺院に着いて目的の寺がここにはない事に気がついた。朝早いせいか誰もいない寺でお祈りをして下山するが、脹ら脛の筋肉が悲鳴をあげ始める。その階段を供物を頭に乗せ登ってくる人々が増えてくる。「スラマッパギ!」にこやかに挨拶を交わしすれ違う。いつの間にか山猿が供物を狙って集まってくる。
2012-08-09 21:56
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コメント(4)
まちがえて、行った方の寺も、雲の中のようで素晴らしいですね。供物をいっぱい持って登って来る、地元の人たちにも、すごいなと思いました。
by Akira (2012-08-13 12:00)
Akiraさん
初めから頂上までの距離が分かっていたら登らなかったでしょうね。翌日から筋肉痛で大変でした。でも霧の中の参道は素晴らしかった!
by spoonful (2012-08-13 14:14)
パーキングのおじさんに、手書きの地図を見せてもらった?
いくつも寺院があって、私はその中のおすすめだけいったけど片道20分かかりました。でも、迷い道もまた良しだね!
by スプーン娘2号。 (2012-08-14 00:30)
宿のスタッフに描いてもらった地図を見て、途中で右に回るコースに入ったらどんどん下山するようなので、戻って、真直ぐ登る道(石の階段)を選んだよ。頂上まで写真撮りながらだけど2時間以上かかったかな。下山してバイクで降りたら写真にあった割れ門の寺があったって訳(一番したの写真)。
by spoonful (2012-08-14 09:57)